一昨年初めて東南アジアへ行ったときに味わったワクワク感が忘れられなくて、もっとアジアを知りたいと思った。今年はアジアの旅もいくつか計画していて2月のインドに続き、今回は台湾へ行ってきた。
日本と台湾の時差は1時間。地図で見ると沖縄県石垣島のすぐ隣にあり、親日の方が多いという話も有名だ。
小松空港からエバー航空(EVA AIRWAYS)に乗って、台北までは約3時間。台湾は石川県の小松空港から直行便で行ける数少ない国・地域の一つ。こんなに気軽に「海外」へ行ったのは初めてだったので、体力はあり余っていた。
Scene01 – 台北中心部
初日はホテルへ直行して就寝。2日目から行動開始した。台北中心部のホテルを拠点としたので、地下鉄を使って台北市内を動き回った。4月の日本はまだ肌寒いが、台湾は30℃越え。身体が暑さについていくか心配だったが、天気に恵まれた日中は光と影、そして台湾の文化を感じられるような「台湾ぽい」スナップを撮った。
台湾の街を歩いていて第一印象は「とにかくバイクが多い」。でもベトナムやインドのような騒々しいクラクション音はなく、嫌な感じはしない。日本人とわかると話しかけてくる中年男性が多かった。
Scene02 – 夜市
2日目、3日目の夜は台北の有名な「夜市」へ向かった。途中雨が降ったりして、雨のスナップも撮ることができた。
観光本なんか見るとたいてい載っている「寧夏夜市」、「饒河街夜市」、「士林夜市」は観光地でありながら、市民の生活の台所ということもあり、人があふれていた。
独特な臭豆腐の匂いを嗅ぎながらひしめき合う屋台の人々。活気があってとても楽しめた。
Scene03 – 九份・十分
台北の旅のハイライトは「九份」と「十分」。かつて「千と千尋の神隠し」のモデルとなったという説のあった九份はレトロな街並みで、とても素敵な雰囲気のある場所だった。
九份は雨の日が多いということだが、運良く晴れてくれて美しい夕景まで見ることができた。人気の「阿妹茶楼(あめおちゃ)」にもすんなり入ることができ、冷たいお茶を無限に飲んだ。
風景を撮る方にもスナップ好きの方にもオススメしたい。人の流れが続くので、いつまでも撮っていたい場所だった。
Scene04 – 台北大橋
最終日の朝は台湾名物「早朝バイクラッシュ」へ。
写真で見たことはあったが、生で見ると迫力が凄かった。稀に事故を見かけたが、阿吽の呼吸というべきか、きっとこれが台湾の日常なのだろう。
3泊4日の台湾旅。日本から近くて文化・風習も似ているかと思ったが、異なる点が多くて不思議だった。台湾では中国語の看板が立ち並ぶストリートであったり、レトロな街並みをまわることができて、非常に楽しめた。今回は台北だけだったが、また機会があれば台東・台中・台南方面にも行きたい。