能登の祭りシーズンが一段落したので、約半年ぶりに海外へ。今回はタイ・バンコクを中心にまわってきた。タイのイメージというと「暑い(暖かい)・ゾウ・オレンジ色の袈裟のお坊さん」。僕は撮る前のイメージや印象を大事にしているので、スナップを撮る中でこれらの要素を少しでも採り入れられればと思っていた。

羽田からスワンナプーム空港(Suvarnabhumi Airport)まで、行きは約6時間、帰りは約5時間。バンコクの中心街に着くと、非常に発展した都市であることがわかった。高層ビルが立ち並ぶバンコクの中心部は活気があり、地下鉄は山手線のように混雑し、まるで東京にいるかのような錯覚を起こすほどだった。また、在留邦人数は4万人を超えているようで(※在タイ日本国大使館サイト参照)、日本の飲食店が非常に多いことも印象的だった。

今回は3泊5日の弾丸の旅。初めてのタイなので、ほとんど観光(遺跡や寺院めぐり)だったけど、スナップを楽しめる場所もいくつかまわったので紹介したい。

Scene01 – Damnoen Saduak Floating Market

旅のハイライトとなったのは「ダムヌン・サドゥアック水上マーケット」。

水上マーケットはその名の通り、運河上の市場のこと。なかなか日本では体験できない、タイの伝統的市場だ。手漕ぎボートに乗って周遊できるのだけど、運河の上で料理やお土産などを買うことができるのは新鮮だった(←買わなかったけど)。水上マーケット自体は観光地化されていて、非常に多くの人で賑わっていた。

Scene02 – Amphawa Floating Market

ダムヌン・サドゥアック水上マーケットに続いて、「アンパワー水上マーケット」にも行ってきた。バンコク中心部からけっこう離れていたのだけど行って良かった。ダムヌン・サドゥアックと同様に観光地化されている場所だったけど、運河沿いにある出店やローカル感はタイならではの雰囲気で、スナップも撮り応えがあった。

Scene03 – Mae Klong Railway Market

タイに行くとオレンジ色の袈裟のお坊さんを街中や観光地でよく見かけた。スナップのイメージが勝手に膨らんでいたので、「メークロン市場」でお坊さんを見かけたときはテンションが上がった。

メークロン市場は”線路市場”とも言われている。線路上に市場があって、列車がくると出店は屋根を折り畳み、一時的に引っ込むような少し変わった市場だ。

Scene04 – Khlong Toei Market

いくつか市場へ行った中でも強烈な地元感を体験できたのはクロン・トゥーイ市場。非常に大きな市場だけど、観光客というよりはおそらく地元の人たちで賑わっていた。においがとにかく強烈で、長居したい方はマスクをしていった方が良いかもしれない(笑)。

日本の市場と比べると、商品の陳列の仕方が特徴的で見ていてとても楽しかった。

Scene05 – 寺院や遺跡など

最後に観光の記録写真。タイはとても煌びやかだった。おそらく観光本なんか見ると掲載されている場所ばかりなので、興味をもった方にはぜひタイに行ってみてほしい。

特にアユタヤの遺跡は世界遺産に登録されていて、王朝文化を感じることができる素晴らしい場所だった。

タイは思っていた以上に発展していて、これまで行った東南アジアの国ともまた違った空気感があった。現地の市場をたくさんまわることができて、大満足。今回はバンコクのチャイナタウンで撮影しなかったので、今度機会があるときはゆっくりまわりたい。

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