2019年初の海外は迷わずインドへ。一生に一度は行ってみたかった国だ。成田からエア・インディア航空(Air India)を使って直行便で約10時間。飛行機内ではインド人の乗務員と機内食のカレーで、既にインド感満載だった。

デリー空港に着いて早々、ホテルまでの道程で衝撃を受けた。人の多さやバイクの3人乗り、クラクションの騒音、道路を何頭もの牛が堂々と歩いている姿に初っ端から度肝を抜かれた。

インド・・・おもしろい。

Scene01 – Varanasi

インドというといくつか思い浮かべるものがあるけど、個人的に行ってみたかったのはガンジス川。ガンジス川のあるヴァラナシ(ベナレス)という地域はヒンドゥー教最大の聖地であり、非常に人が多かったことが印象的。朝は沐浴、夜は祈りの儀式が行われ、朝と夜で全く異なる顔をもった場所だった。

夜の祈りの儀式の後は、大混雑。路上には牛や犬、そして人・人・人でひしめき合う。撮影すること自体が困難で、今までで一番一苦労したかもしれない。

撮りたい画がありすぎるけど、なかなか立ち止まれない。でもこの混沌としてる光景が待ち望んでいたインド感。サリーやターバンを身につけた方を見て、インドに来たことを実感したのだった。

Scene02 – Taj Mahal

ヴァラナシからアグラへ行き、有名な観光地「タージ・マハル」へ。

早朝にアグラ城から見たタージ・マハルもオススメ。朝焼けとともに浮かび上がるタージ・マハルのシルエットが美しかった。

タージ・マハルへ向かう道中、たくさんの動物たちと出会った。前述したように牛が路上を普通に歩いていたり、野生の猿もたくさん見かけた。日本だと考えられないような状況に一瞬戸惑ったが、きっとこれがインドなのだろうと勝手に解釈した。

Scene03 – Indian

道端はゴミだらけで衛星面も悪いし、治安は良いとはいえない。夜は出歩いてストリートを撮りたかったが、ホテルを出た瞬間複数のインド人に囲まれたため、すぐに退散した。Fineartの写真を撮れたらと思っていたけど、お気に入りの写真はこの一枚くらい。

ガンジス川にもタージ・マハルにも行ったけど、結局一番印象的だったのは「インド人」だった。貧富の差がまだまだあることは一目瞭然。でもインド人の生きる力、エネルギーみたいなものを感じることができた。

インドに一度行った人は「一生行かない・また行きたい」に分かれるとよく言われているが、僕はもちろん「また行きたい」。今までで一番衝撃を受けた国といえる。ちなみにインドに猫はいなかった。

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